微笑ましい景色。〜母と子と〜

今朝ジモッピ・バスの中で、実に微笑ましく、美しい情景に出会った。


母親とその膝に向き合って抱っこされる息子(幼稚園児と思われる)とが、私の立つ近くに座っていて、小さな彼が一生懸命童謡を歌っているのだな。

「♪どうしておなかがへるのかな〜」とか、「かっぁさん、かっぁさん、オナカとセナカがくっつくよぉ〜♪」、「どんくりコロコロ〜」とか、不規則メドレーなんですよ(笑)

それで、その様子を息子の履いたまま靴が他の人に当たらないように気を付けながら、お母さんがすっごく嬉しそうに笑って聴いてて、でもあんまり彼の独唱がメートル上げそうになると、口の形だけで「しー」としながら、指先で彼の唇に制限かけてるんだ。



その光景っていうか、景色っていうか、情景なの?何でもいいけど。



今時、ファミレスで携帯いじっていて、連れて来た我が子に関心なくて、懸命に「これナニ?」って繰り返し訊いてるのにさ、パーフェクトにシカトこいてた母親も居たりするんだから、



なんかとっても微笑ましく、その母子だけで、「日本はまだまだ大丈夫!」と一瞬錯覚した程だったのである。(錯覚かぃ)




兎に角、ナニヤラ、

ケータイでなく我が子を、じっと見守る『母の愛』的な、また、疑いなく親を信じる『無垢の幼子』的なものに、朝っぱらからアテられて、散々な目にあった(テレ隠し)