デ〜オ♪ヒ・デ〜オ♪−14年目の挑戦!サムライ・野茂英雄が行く!−

視察団バッサリ「野茂メジャー無理」3回零封も直球走らず
3月7日8時2分配信 サンケイスポーツ


 【スコッツデール(米アリゾナ州)5日(日本時間6日)】ロイヤルズ・野茂英雄投手(39)が、敵地でのジャイアンツ戦の四回から2番手で登板。3回を3安打3三振で無失点だった。数字をみれば合格だが、バックネット裏から視察した、他球団のスカウト陣は厳しい言葉を連発した。

 大きく息を吐きながら、野茂がマウンドからベンチに戻った。ピンチをしのぎ全身汗びっしょりだ。

 「低めに気をつけている割には、全体的に球が高かった。(打たれなくて)ラッキーでした」

 四回一死。昨季、メジャー14試合出場のエイウーヘニオ・ベイレイズ内野手(25)に右翼線二塁打を許す。二死後、2四死球で満塁。最後はなんとか三飛にとり大量失点を免れた。

 この日もセットポジションのみで投げ、3回を3安打無失点。3三振は奪ったものの、2四死球を与えた。計49球でMAX87マイル(約140キロ)を計測した。数字を見れば合格も、野茂にとっては素直に安心してもいられなかった。

 他球団の007隊が酷評した。バックネット裏には、最低でも9球団のスカウトが集結したが、そのほとんどが野茂の2イニング目から球速計測をやめた。ジャイアンツのスカウトは「メジャー昇格は無理」。マリナーズのスカウトも「速球が通用しない」とバッサリ。この日の相手・ジ軍は若手中心で、抑えて当たり前、といったムードが充満していた。

 「もともとコントロールはいい方ではない。シーズンに入ってもこういう状況(ピンチを招くこと)になる。原因は分からない」

 こう話した野茂の次回登板は10日(同11日)の同じくジ軍戦(サプライズ)で、4回の予定。メジャー昇格へ、パイオニアの厳しい試練は続く。


最終更新:3月7日11時27分

ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080307-00000016-sanspo-spo

【清水満のSPORTS PLUS】野茂を駆り立てるものは
配信元:03/02 17:56更新


 先日、外電でこんなニュースが流れた。ともに3年ぶりとなるメジャー復帰を目指している野茂英雄投手(ロイヤルズ)と高津臣吾投手(カブス)の話題である。マイナー契約で春季キャンプに参加しているのが15選手をピックアップした記事を掲載、2人の名前も挙げていた。

 タイトルは“驚くべき男たち〜挑戦者”今年で40歳となる野茂は言わずと知れた“日本人メジャーのパイオニア”である。2005年以来、メジャーで投げていないが、あと28イニングに迫っているメジャー通算2000投球回の達成を見てみたいと期待…。高津については、2004年のア・リーグ新人王投票で高津を支持したエピソードを紹介し、「ミスターゼロ」への特別な想いをつづっていた。シビアな米国メディア、中には“ロマン派”もいるんだな…とついうれしくなってしまった。

 特に野茂の挑戦は、国境を越えての郷愁がそこに存在する気がする。いまでこそ多くの選手が大金を手にしてメジャー入りするが、それも野茂が残した実績によって道が開かれた。野茂が95年にドジャース入りしたとき、マイナー契約で8万ドル(当時980万円)。日本で1億4000万円の年俸を貰っていた男の評価は“未知の国ニッポン”扱いでしかなかったが、“トルネード旋風”を巻き起こし、メジャー11年間で通算123勝109敗…

 栄光を手にしたのに、右ひじの手術をし、昨秋、ベネズエラのウインター・リーグに参加した。戦績は7試合13回2/3、18被安打、8四死球、7奪三振自責点10、防御率6・52。ボロボロなのに、「ケガしないように頑張るだけです」。後は寡黙を通す野茂を駆り立てるものは一体何なのか。以前、野茂が心を許す野球ジャーナリストの鉄矢多美子さんから聞いた野茂の言葉とは…。

 「なぜ挑戦するのか。自分は野球が好きだから。いや、野球をすることが好き。自分がしたいだけ…」

 素直な野球少年の響き。29日、オープン戦で野茂が投げる。染みこんだ野球のDNAが弾けてほしい…。(編集委員

ソース:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/126780/

少し小さなトルネード それでも野茂は「メジャーに残る」
02/15 11:17更新


 背番号は「91」。ロイヤルズのキャンプに参加する61人の中では最も大きい数字になる。8月に40歳を迎える野茂は3年ぶりのメジャー復帰を目指し、「キャンプで(いい)結果を出すだけ。メジャーに残ることだけしか考えていない」と決意を語った。

 初日はブルペンに入らず、連係プレーの確認などで汗を流した。印象的だったのは、外野の芝生でシャドーピッチングをする姿だった。「トルネード投法」は全盛期のひねりはなく、ひじもやや下がり気味だった。2006年に右ひじを故障。「一昨年と昨年は痛みで投げられなかった」と言うが、昨秋にはベネズエラのリーグでプレーするまでに回復した。変化の理由について野茂は「肩やひじに負担がかからないように」と説明した。今の状況に関しても「(投げることへの不安や焦りは)ない」と、言い切った。

 現役にこだわる。「野球が好きですし、野球をするならメジャーリーグでやりたい」と野茂。1995年に海を渡ってから、14年目。大リーグへのパイオニアが、新たな挑戦への一歩を踏み出した。(共同)

ソース:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/mlb/122944/

95年に、「アメリカに何しに行くんですか」と訊かれながら、見送るたった二人の視線を背に受けて、アメリカ大リーグに挑戦した野茂英雄選手。

トルネード投法で海の向こうのベースボール・ファンを熱狂させ、バナナ・ボート替え歌で♪1Strike!2Strike!Hideo NOMO!!♪と謳われた野茂。

あの頃誰が今日のように、日米間でこれほど選手が行ったり来たりするなんて状況を想像できたでしょうね。


私は何度かゆーとるように、スポーツ、特に野球にはトンと興味御座いませんが、野茂だけは別格です。

野球と言うものは、野茂以前と以降、と言っていい位だ。言え(笑)


野茂の良いトコは、「野球が好き」という動力がシンプルである事と、

余計な事を一切言わない、この点に尽きます。


侍!!


そう、野茂英雄、サムライ!!

ラスト・サムライあーあ、言っちゃたよ言っちゃったよ;(爆)

野茂に比べたら、イチローなんてオタッキーみたいなもの;*1


アメリカ渡って、かなり肥えちゃったけど、基本イイ男だし♪


「何しに行くんだ」とか失礼の極みバカ質問にも、怒りすら表明せず(そこが野球バカと違うトコか)、「好きな野球をしに行き」なお挑戦し続ける男・野茂選手。


8月に40歳を迎えるそうだけど、是非今後もずーと、己が野球道を開拓して頂きたいものです。


God bless you, Hideo NOMO!

*1:NHKの特番見て、この人病気だ;と思ったのは私だけだろーけど…自分の道具、絶対に触らせない、とかって、病的じゃない?集団生活出来ない人、私はカンベン、の口なんで。まぁ天才は、みなアタマの病気だよね(笑)