タリバン、人質殺害と解放の動き

<アフガン>タリバン「韓国人1人射殺」 8人解放の報道も
7月25日21時29分配信 毎日新聞

【ソウル中島哲夫】アフガニスタン中部ガズニ州で韓国人23人が旧支配勢力タリバンに拉致された事件でタリバン報道官は25日、「アフガン政府が服役中のメンバーを釈放しなかったので韓国人の男性人質1人を射殺した」と語った。同報道官は現地時間26日午前1時(日本時間同5時半)を最終交渉期限に設定、「アフガン政府がそれまでに仲間を釈放しなければ韓国人をさらに殺害する」と警告した。
 これに先立ち、韓国の聯合ニュースは人質のうち8人が解放され、安全な場所に移動中と報じたが、韓国、アフガン両政府は確認していない。
 23人はソウル南隣の京畿道城南市セムムル教会の牧師と20〜30代の信徒ら。カブールと南部カンダハル州を結ぶ幹線道路をバスで移動中の19日に拉致された。タリバン側は「服役メンバー8人の釈放」を要求。韓国KBSテレビは「射殺された人質は牧師とみられる」と報じた。
 韓国政府はガズニ州の有力部族長を介してタリバン側と交渉し、女性全員の優先的な解放を求めてきた。ガズニ州当局者によると、タリバン側は人質を3グループに分けて拘束しているという。
 タリバンは当初、韓国政府に「駐留韓国軍の撤退」を求め、アフガン政府には「人質と同数の服役メンバーの釈放」を要求。その後、アフガン政府に「ガズニ州刑務所の服役メンバー全員の釈放」要求を突きつけた。アフガン政府には受け入れ不可能な内容で、同国政府とタリバンとの間で現金支払いによる解決が試みられた模様だ。

最終更新:7月26日0時11分

ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070725-00000134-mai-int

タリバンが韓国人質男性1人を殺害、現地消息筋
7月25日23時16分配信 YONHAP NEWS

【ドバイ25日聯合】アフガニスタンで韓国人23人を拉致した武装勢力タリバンが人質の男性1人を殺害したと、現地事情に精通した消息筋が25日に明らかにした。この消息筋は聯合ニュースの電話取材に対し、「タリバン報道官(とされる人物)と電話で話したところ、韓国人男性の人質1人を殺害したということは確実だ」と伝えたという。交渉は完全に中断され、韓国人の人質と収監されているタリバン兵の交換案は、アフガニスタン政府が受け入れなかったため人質を殺害したと、タリバン側は説明しているという。また、今後数時間内にさらに人質を殺害すると警告した。
 カタールの衛星テレビ局アルジャジーラも同日午後4時20分、こうした内容を緊急ニュースとして報じている。タリバン側は、殺害した男性は韓国人一行を拉致した場所においておくと話しているという。

 一方、パキスタンの通信社アフガン・イスラミック・プレス(AIP)は、タリバンが同日午後4時15分(韓国時間午後8時45分)に、韓国人の人質1人を殺害したと、このタリバン報道官の言葉を引用し報じている。ロイター、AFP、共同通信新華社通信なども一斉にこうした情報を報じた。

 これに先立ちこのタリバン報道官は、ドイツ人の人質の殺害に関してもアフガニスタン政府軍と多国籍軍の攻撃を中止させるために殺害したとする虚偽の発表を行っている。今回の報道内容についても、現在のところ事実関係は確認されていない。

ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070725-00000043-yonh-kr

タリバン拉致 韓国、過熱する海外布教
07/25 21:17

キリスト教徒1500万人 財源確保に奔走

【ソウル=黒田勝弘アフガニスタンでの韓国人大量拉致事件は、韓国のキリスト教界が近年、積極的に展開している海外布教活動を背景にしており、事件を機に韓国内でも危険地域への無謀な“進出”に批判の声が出ている。

 韓国各紙によると韓国のキリスト教団(プロテスタント)は現在、世界175カ国に約1万6000人の活動家を派遣し、その規模は米国に次いで世界2位という。
 派遣地域にはイスラム圏を含む危険・紛争国が約40カ国も含まれ、2004年にはイラクで韓国人のキリスト教関係者が拉致・殺害され、「殉教者」扱いされる事件も起きている。

 事件を機に韓国キリスト教教会協議会(KNCC)など諸団体は一斉に危険地域での布教・奉仕活動の自粛を訴えている。拉致された23人の奉仕団を派遣した「セムムル(泉の水)教会」もアフガンでの活動中止を発表した。

事態解決に努力中の韓国政府はイスラム圏を刺激しないよう「拉致被害者は布教活動のために渡航したのではない」ことを内外に強調しているが、事件を機に韓国キリスト教界の実態に関心が集まっている。

 韓国にはプロテスタントを中心に人口の約3分の1にあたる1500万人ものキリスト教徒がいるといわれる。

 ソウル首都圏では喫茶店の数より教会の数が多いとの話もある。しかし近年、飽和状態で教会同士の競争が激しく牧師の就職難もいわれている。

 このため各教会・教団では海外布教・奉仕活動に力を入れ、そのための献金集めも活発だ。海外布教が財源確保に好都合というわけだ。教会によっては「韓流ブームに乗って海外布教を」といったアピールさえなされている。

 韓国キリスト教の活発な海外布教の背景に、思い込みの強い「攻撃的な福音主義」を指摘する声もある。「未伝道地域には、福音をもたらさなければならない」という過度の使命感で、あえて危険で困難な地域に乗り込む傾向が強いという。

 さらに韓国のキリスト教プロテスタント)は昔から米国との関係が深く親米的といわれてきた。このため米国主導で国家再建が行われているイラクやアフガンなどイスラム圏での布教・奉仕活動には積極的だ。

 アフガンでは昨年、韓国のキリスト教団体が1000人以上の大規模イベントを強行しようとし、韓国政府の説得で中止になっている。

 中国やモンゴルでも布教活動が活発で、とくに中国ではしばしば逮捕されたり国外退去になるなどトラブルを起こしている。それには中朝国境地帯での「脱北者支援」の活動も含まれるが、韓国のキリスト教団体が海外活動の一環として、食糧など人道支援の一方で、北朝鮮の人権問題に最も積極的に取り組んでいるのも事実だ。

ソース:http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/70751/]

引用ばかりで恐縮だけど、現状と背景とが判るかと思い、UPしておきます。

信仰のノートに書く、祈りの課題とその応答を、なんて勧めの指針があるけれど、


これは辛いです。


でも、神さまのなさる事に、無作為、無計画は無いので、十字架を見上げる。


呻く人にフォーカス出来なくなったら、


干物女」ならぬ「干物クリスチャン」ですから。


塩気を無くした、役に立たないクリですから、ね…