ヘン訳聖書、見っけ。−泉田訳ニューバイブル新約聖書−

先週木曜日、千鳥ヶ淵にドイツからの来客を案内した際、桜の当りの杭の上々に伝道の為であろう、無料配布の新約聖書がポチポチ置かれておりました。

ペラーっと見ると、字面で新たな翻訳と思しき箇所が目に入ったので、早速頂いちゃいました。
(って、クリが持ってったら伝道になんないじゃん;)こんなん未信者持ってかねーよ(笑) ←酷過。


日曜礼拝にて、小石先生、西脇先生にその事を話し、お見せしたら、斯界情報通の西脇先生より、
ニューフェイス聖書が、
キリスト教界での公共的認可を受けていない』聖書である事が判明。

ショエー。

イワユル、「よくホテルとかで置いてある、聖書は何ですか?タダなんですか?」と掲示板で訊かれるよーな、ギデオンのアレですよ。
昔は学校の校門の前とかでも、配っていたアレですよ。アレゆーな#

国際ギデオン協会:http://www.gideons-jp.org/index.shtml


思えば、中学生の頃、校門前で貰ったと思しきギデオンの新約聖書で、

サッカーやってた同学年の男子2人を思い出す。

あれ見て、「あー本を蹴ってるー最悪;それに、聖書はナンカ神様の事が書いてある本らしいのに」とは思ったんだが、この頃は多分、主イエスも八百万の内の一人感覚(爆)


まぁ、そんなサッカーボールの如き扱いを受けてしまう*1聖書ではありますが、それでもこれでも、広く誰でも廉価(つかタダ)で励みになる言葉に触れられるよう、ギデオン協会が尽力してきたわけです。

ところが、アメリカ本部への報告する成績を上げて理事国にならんが為に、発行部数(=配布部数。実際配布せず、どっかの神学校やら教会の倉庫の積読になっても)を増やす⇒予算内で入手部数を上げる為、買い叩く⇒正当な訳の聖書を出す、日本聖書協会が使用を断る⇒んなら、こっち<日本ギデオン>側で聖書出しちゃえ⇒ニューフェイス聖書誕生!!なる流れがあるそーですよ、カワサキさん!

て、懐かし過ぎるし、誰が判るンですかコレっ!;

日本聖書協会日本聖書協会ホームページ


訳者の泉田(イズタ)昭センセーは、前々から聖書を訳したかったそーです。


でも、「これが聖書です」と、右も左も判らない人が手にする聖書としては、このニューフェイスは言わば“個人訳”に過ぎず、信仰を与えられる時、最初の聖書は影響力があるのだから、やはり多くの権威が認め、多くのクリスチャンの目に触れる、公共性のある『口語訳』や『新改訳』『新共同訳』を配布すべき、というのが西脇先生の言でした。

私もそー思う。

時代によっては、『文語訳』がいい!絶対!というジジバ…もとい、方も居ろうが、ここではネタ違いなのでスルー(笑)


個人訳の中にも、優れたものが無いでもない、というのは判るが、特に翻訳によっては長年のナゾとか生むからねぇ…

私なんざ、借りた聖書・口語訳の“あめんどう”が何なんだか、サッパリだったし、周りも解説出来ないし、その頃辞典とかも知らないし#イラッとくる言葉だったね。
新改訳でアッサリ“アーモンド”って判った時の喜び&怒りったら無かったばぃ!!(爆・ふざけんなー!#位のイキオイ)

なので私はMy最初の聖書・新改訳で読み込んでいますし、新改訳が原則だったりするので、最初に触れる聖書は影響力がある、ならば、公共性ある、多くの権威が認めた、聖書を広く伝えるべき、という考えに賛成です。


『それなりの聖書』に触れられるのも、今のウチかも知れませんねー。


質の劣化は、マンガ、アニメに留まらず、教会、聖書にまで!?(苦笑)

*1:あの頃の男子達…足の曲がった子が生まれていないといいけど←超酷過;本人に被せろよ、本人に!(笑)